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近年、組織のパフォーマンスを最大化させる概念として「心理的安全性Psychological Safety)」が注目されています。
「チーム内で何を言っても否定されない」「ミスを恐れず挑戦できる」という状態は、イノベーションを生む土壌となります。しかし、この土壌を耕すために最も重要でありながら、多くの現場で不足しているのが、管理者の「傾聴力」です。
心理的安全性とは、単に「仲が良い」ということではありません。「自分の意見が尊重され、聞き入れられる」という確信がメンバーにある状態を指します。
管理者が部下の話を遮ったり、すぐに正論で論破したり、あるいは「聴いているふり」をしたりすると、部下は「ここでは発言しても無駄だ」という学習性無力感に陥ります。結果として、組織から多様なアイデアやリスク報告が消えてしまいます。
管理者が意識すべきなのは、単に「耳を傾ける」ことだけではありません。以下の3つのステップが重要です。
「否定」ではなく「受容」から入る 部下の意見が自分の考えと違っていても、まずは「なるほど、君はそう考えているんだね」と受け止めます。この一言が「否定されない」という安心感を作ります。
非言語メッセージを一致させる パソコンを打ちながら、あるいは時計を見ながらの話は、相手に「大切にされていない」というメッセージを送ります。体を向け、アイコンタクトを取る姿勢こそが、信頼の土台となります。
「問い」で対話を深める 「なぜできないんだ?」という詰問ではなく、「どうすれば解決できると思う?」という前向きな問いを投げかけることで、部下の主体性を引き出します。
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